「ラナ ライブ・ドラッチ・エヴォリューション」

  中に、ドラえもんが暮らしている腕時計です。




  先に紹介した「黒電話型・巨大腕時計」は「時報+ウォッチ」で「ジホッチ」、これは「ドラえもん+ウォッチ」で「ドラッチ」です。
  これが発売された1998年は、スウォッチ・ブームの終わりのころで、たまごっちブームも一段落という時期でした。(初代たまごっちは96年発売)。まだG−SHOCKブームが凄かった時代ですかね?
  で、そのへんのカルチャーがミックスされると、こんな腕時計の登場となるのでしょう。
  作ったのは、ラナというメーカーです。(ラナは今でも毎年ドラッチの限定モデルを作ってファンを楽しませています。ぜひホームページを見てみてください。歴代ドラッチが全て見られます)
  「ドラッチ」はドラえもんをデザインに取り入れたラナの時計全てを指しますが、この「ドラえもんが住んでるよ!」っていうドラッチは「ライブ・ドラッチ」という名前が付いていて、過去に2回だけ作られました。
  1回目は98年7月。たまごっちに似た形状でデビュー。これが大人気となり、当時プレミアも付きました。それを受けて、わずか3ヶ月後、改良型として登場したのがこの「ライブ・ドラッチ・エヴォリューション」です。(名前が凄いぞ!)

  普段、液晶画面には「どこでもドア」が見えています。
  時間を知るには、「ドラえもーん、入るよー!」って感じでドアを開けさせてもらう。
  すると、ドラえもんがそこに、のーんびり暮らしています(ウルサイのび太もいないし、ほんと平和そうです)
  ドラえもんはそこで、ご飯を食べていたり、朝風呂に入っていたり、タケコプターで世界の名所に遊びに行ったり・・・、とマイペースに、いろんな事をしています。で、そのドラえもんに「ちょっと悪いんだけどさー。時間教えてくれよー」ってやるわけです。すると、ドラちゃんはおやつのドラ焼きを中断して「はい、どーぞ」って時間を教えてくれる。で、「じゃーねー」って感じでドアを閉める。
  普通はそんな感じです。が、あんまり度々ドラえもんの邪魔ばっかりしていると、だんだんドラちゃん、不機嫌になってきます。もう「時計ぐらい、自分で買ってよね」って顔です。それでもしつこく時間を聞いていると、いいかげん無視されてしまいます。 こんなときには・・・・。

  ここから先は、実際に買ってお試しください。
  なかなか凝っています。他にも、一日一回おみくじが引ける、とか、誕生日を祝ってくれるとか、いろんな楽しみがいっぱいです。
  ただのデジタル時計だと思ってみても、それでもデザインだけで「買い」だと思います。

     SHIGETAの自己採点

  〇 デザインからして、大好き。(初代のたまご型からガラッと変わって、大正解と思います)
  〇 このころから普及してきたELバックライトがこの時計にも付いています。当然、夜も見やすいです。
  × 自分でこんな紹介文書いて、どこかで中古の値段が上がったらヤダな。(僕もあと3本くらい買うつもりでいるので、みんな静かに買いましょう。笑)
  × でも、もしこのページを見て「ライブ・ドラッチ」買った人がいたら、「隠しモード」を見つけて、僕に教えてください。
    おみくじ以外にも、数々の「隠しプレイ」があるらしいんですが、まだ一つも解明できずにいます。


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  「アルバ ゲームウォッチ ママゴン」

  昔懐かしのゲーム内蔵デジタルウォッチです。




  80年代半ば。デジタルウォッチの隆盛期には、今から思えば奇妙キテレツな時計がいろいろ有りましたねー。
  「ゲームモード付き」っていうのも結構ありました。(任天堂のゲームウォッチが一世を風靡していた時代ですから)
  中でも有名なものはトミーのウォッチマンというシリーズです。これは、さすがにオモチャ・メーカーが作っていただけあって「ゲーム機だけど、時間も分かるよ」って感じの作りです。ボーリングとかゴルフとか色々ラインナップされていました。
  また、マニアの間で特に「傑作」と言われているのは、アルバの野球ゲームウォッチです。これは僕もお付き合いさせていただいているコレクターのkenichiさんも1本お持ちで、ご自身のブログ「腕時計、また買っちゃいました」で紹介されています。

  で、僕が最近手に入れたのが、アルバの「ママゴン」というもの。

  ゲーム内容は、  ・・・タイトルで想像できちゃいます?
  プレーヤーは、小学生。自分の部屋がステージです。野球に行きたい君は、果たしてうるさいママゴンの目を盗んで、無事、部屋を抜け出すことができるか? というゲームです。


  実際の操作は、任天堂ゲームウォッチの「ヘルメット」だとか「パラシュート」あたりと同じですが、結構真剣に遊べちゃいます。

     SHIGETAの自己採点

  〇 この時代のゲームウォッチが1本欲しかったので、とても幸せです。
  ○ 電池切れの状態で買ったので、ほんと、「動いて、ヨカッター!」
  〇 この頃のデジタル時計は、子供用でも基本的に手抜き無く作ってあるので好きです。
  × 不満は全くナシ!


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  「カシオ ゴルフゲームウォッチ GG−9」

  やっぱり、この手のデジタル時計といえば、カシオ。
  他社がゲーム時計を出しているのに、カシオが黙ってるはずがありません。
  こちらは、かなり本気なゲームウォッチになっていて、大人も充分遊べます。




   SHIGETAの自己採点

  〇 暇つぶしには最適。僕は、人との待ち合わせのときとかに良く着けていきます。
  〇 ゴルフゲームとして、かなり本格的。
  × 説明書がないと、すぐには遊べないかも?
  × どこから見てもゲーム機っていうルックスがちょっと、って気もします。その点は上のママゴンのほうが大人向き?
  





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