店主 T. SHIGETA プロフィール![]() ↑ ボウズ、鼻血出てるぞ・・・ 製造日・生産地 ---------1968年式 ♂ TOKYO NERIMA 20代で札幌に移住。もともとはチャリンコ小僧でした。 前職はカメラマン、現在はもちろんカフェのマスター。 とにかく三度の飯よりバイク好き!乗るのも、眺めるのも大好き! 完全にバイク馬鹿です。(僕がバイクいじりが大好き、と勘違いしているお客さんが多いけど、それは間違い。ウチにやってくるバイクがどれも壊れているから仕方がない。早く治して乗りたい!いつもその一心です。) 趣味 バイク・・・・現在7台所有。特に、皆が見向きもしないような 小排気量の2スト車。これが大好物! 4ストなら単気筒か2気筒が好きかな〜。 写真・・・・・・ニコン党かも? 愛機はニコンF3と、EM。 (写真、お好きです?) 腕時計収集・・・高いものは1本も無い。家に20本ぐらいあるのに、 数千円程度の時計をつい買い足してしまうクセが・・・。 バイクカタログ収集・・・・憧れのバイクはそうそう買えないけれど、 カタログなら、と集め出したらキリがない! 夜に好きなバイクのカタログを引っ張り出してきて、 それを肴に飲むお酒は最高なんです。 |
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Honda Dream CB250T (1973) 愛しのハーレー(スポーツスター)を手放したあと、仕入れてきた古いオートバイです。 10年ぐらい前に、僕の師匠と二人で道央地方のマニア様の畑から掘り起こして運んだものです。 (例えではなく、本当に畑の泥の中から引っこ抜いてきた!笑) 1973年型。空冷2気筒。 大らかな乗り味で、乗っていて安らぎます。とても気持ちが良いです。 音も振動も、丁度いい。 ただ、この頃のフロント・ディスクブレーキはさっぱり効かないので注意! <主な改良点> ●ハンドルを低くしたぐらい? ●あとはひたすら錆と闘い、磨き倒しました! |
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Vespa 50S Vintage (198?) 友人から6万円で手に入れた時は、滅茶オンボロなベスパでした。 全塗装、排気量アップ、レース・チャンバー組み込み、などの作業を経て、蘇りました。 ついエンジンを回しすぎ、2回も夏場に焼き付かせ、今ピストンは3個め(←バカ。笑)。 250モトクロッサーばりの排気音がシビれます。その割には大して速くないのが、ウケる! で、ちゃんと燃費は悪く、そこだけ、しっかり250レーサーのようです。(笑) それでも、ベスパ。可愛くて仕方ないのです。←可愛がっても、必ず壊れます。(騙されても裏切られても、それでも不二子チャンに貢いでしまう、ルパァ〜ンのよう。そこもまた「ベスパ道」!仕方ないのさ。だって、愛してるんだもん!笑) <主な改造点> ●マロッシ112ccキット ●ケイヒン 大口径キャブ ●ボディに吸気用インテーク加工 ●ポリーニ レーシング・チャンバー ●ヴィガーノ タンデムステップ(あまり皆が着けてないけど、僕は「ベスパでデート」には必須!と思ってます。写真の車体、後輪の上に見えるアルミ板が、それ。写真は閉じた状態。これをパカッと開いて使います。ちなみに、車体の片側だけに装着するもの。女性の横座り専用アイテムですので。← さすが、イタリア〜ン!) ●Jay Parker特製 ステアリング・スタビライザー(馬力が上がったベスパの前輪の浮き上がりを押さえる) <いい加減、僕もお勉強したこと> ●夏の暑い日は、まず乗らない。車庫から違うバイクを出して乗る。涼しい日でもアクセル全開走行は1分以内に抑える。(最近は、これを「必殺技」と呼んでいます。ここぞ!ってときだけ全開にします。そう、つまりは「ウルトラマンのスペシウム光線」のノリです。笑) ●お出かけして、「帰ろっかな!」ってときに、シートを触って熱かったら、帰り道はクルマやバイクに抜かれても知らんふり・・・修行僧の気持ちでアクセル開けずに心穏やかに静かに帰る |
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HONDA BENLY CD90 (1987) ホンダ ベンリィ90。これもお気に入り。 元々は、スーパーカブなんかと同じホンダのビジネスバイクです。 同じジャンルで、ヤマハにはYBやYD、スズキにはコレダというオートバイがあります。 (ま、このジャンルのバイクは、やはりホンダの出来が圧倒的に良いんですが・・・) ちょっとイジると、クラシック・スタイルの格好良いバイクになるので、この手のオートバイ、僕は大好物です。 誰かとツーリングなどに行くときなんかでも、自分のデカいバイクが調子悪いときなど、これを代りに出してきて乗ることも。 90ccも有れば、結構ちゃんと走りますからね。そして、もちろんカブ・エンジンですから、丈夫で、燃費も良いし! <主な改良点> ●ハンドルバーは低く、一文字に。 ●淡いシャンパン・ゴールドに全塗装 ●荷台を撤去して、タンデムもできるダブルシートに ●マフラーはスーパートラップ。 ●ウィンカーとテールは、あえて、そのまま。大きいままが好きです。 |
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YAMAHA TZR80 (1990) 僕の支笏湖線専用、峠スペシャル。 50cc →80ccエンジンに積み替え、自分の技量に調度いいスピードで走れます。 2ストが大好きだけど、250レプリカなんて、僕には速すぎて無理!(笑) すごく楽しい!僕の身長からしてもジャストサイズです。超・お気に入りです。 <主な改良点> ●80ccエンジン積み替え ●TZM用大径キャブレター ●TZ500レーサー用 大型タコメーター ●チェーンサイズ変更など、細かいモディファイで限界まで軽量化 ●ほぼレーサーですので、これでスピードは120km/h近く出ます!坂道にくると「調子乗ってすんません!やっぱ原付でした」って気持ちになりますけどね(笑)。 |
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HONDA Monkey (1975) いつもJay Parker店内中央に飾られてる、いわば店の顔。 これもボロボロ状態で人から譲ってもらい、コツコツと走れる様にしたものです。 もう30年もコイツに乗っています。1975年式。6ボルト、3速の古い型です。 通学、通勤、ツーリングと、いつもいつも良くガンバってくれました。 今でもキック一発始動です。 エンジンはお買い物用に少しだけチューンしてあります。 <主な改造点> ●全塗装(CB400FOUR 仕様) ●マキシム メッキダウンマフラー(昔々に上野バイク街で買ったけど、今、超プレミア物なんだって!?) ●75ccボアアップ。キャブは20mm ●鋲打ちTLシート ●8インチアルミホイール |
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YAMAHA TOWNY (1981) BMX風カスタム 下にあるダイハツ・ソレックスを手放した後、やはりモペッドの楽しさが忘れられず、もうちょっと速いコレをチョイス。(2速オートマ) 70年代中盤、花開いたソフトバイク(奥様向けの簡単お買い物スクーター)というブーム。そのソフトバイク・ブームに乗ってヤマハが出した「男も乗れるソフトバイク」がタウニィ。 当時の雰囲気をどうぞ→ 「ヤマハ タウニィ CM」 僕は、初めからこれをそのまま乗る気は毛頭なく、アメリカで流行っているBMXスタイルに改造! みんなもタウニィ手に入れたら、その日のうちに泥除けとカゴを捨てちゃいな!さぁ、もう後戻りはできないぞ!(笑) 元々軽いバイクですが、滅茶滅茶チョップ(要らんものを捨てる事)したお陰で、もうクルっクル軽快に走ります! <主な改造点> ●買い物カゴ → ダサいから捨てる ●前後フェンダー → ダサいから捨てる ●ヘルメットホルダー → ダサいから捨てる ●後ろ荷台 → ダサいから捨てる ●ヘッドライト →ダサいから 捨てる(バルブだけ生かす) ※ ふざけていますが、写真で見るより改造作業は緻密で、面倒です。 |
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HONDA SUPERCUB70 (1997) スーパーカブ70。 僕のおつかいバイクです。 今、世間には何度目かのカブ・ブームが来ているようで、カブをお洒落に乗る人も増えてますが、僕には無縁。 僕は「オシャレ」と「粋」はベスパ君に任せているので、カブは専ら僕には「実用車」。 クルマで言えばライトバンとか軽トラックのような感じでしょうか。 燃費もイイですし、巨大なボックスを付けているので、かなりの荷物が運べます。 そして、僕のコレクションの中でも究極にタフで頼れる奴です。 冬にバイクに乗る、ってなると、もちろん出してくるのはコイツです。 北海道の極寒・大雪の季節もこれ一台で乗り切った経験が僕にはあります。 家に普通にクルマがある生活に戻っても、「何か有ったときでも、いつでも僕にはカブが有る」 そう思える頼もしい相棒です。 <主な改良点> ●荷台に巨大なボックス ●ニーグリップできるセンターバッグ ●雪面に埋まりにくい大型サイドスタンド ●冬もすぐ乗れるよう、ホイール、タイヤは2セット準備 |
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Minerva RoadRacer (1990年頃) 僕は元々自転車(ロードレーサー)が大好き。 アルミ&カーボンの今どきのロードバイクより懐かしのクロモリ車が好みです。 最新の自転車も格好いいけど、僕はダブルレバーにトゥ・クリップのほうが「しっくり」くる。 この自転車は数年前に中古屋さんで見つけてきたんですが、元々は、かつて札幌に有ったセキネという自転車店で作られたもの。ぼくも昔、学生時代に通っていました。頑固なオヤジさんで、自分が作ったミネルバという名前の自転車には、フレームに一台づつ「Going My Way」って書いちゃうのがオヤジさんのお約束。それを見て、懐かしさに思わずちょっと「ぐっ」とくる僕なのでした。オヤジさん、元気にしてるかな・・・。 この自転車は、今乗っても速いです!ビックリするほど速い!そりゃ何たって当時の国産で一番軽いフレームで作られていますから。購入後、パーツの穴開け加工などを施し、現在、車重は8.9kg。 この当時最高級のレーサーをもっぱら休日のお散歩車にしております。 ちょっとした大人の贅沢というものでしょうか・・・。 <主な仕様> ●フレーム クロモリ(タンゲ・プレステージ) ●フォーク クロモリ(タンゲ・プレステージ) ●ホイール マヴィック・GL330 ●ハブ カンパ・レコード ●前ディレイラー カンパ・ビクトリー ●クランク カンパ・ケンタウル ●後ディレイラー カンパ・ビクトリー ●後スプロケット カンパ・8速 ●シフター モドロ・クロノス ●ブレーキアーチ カンパ・ビクトリー ●ブレーキレバー マヴィック・エアロ ●ペダル カンパ・トリオンフ エアロ ●サドル サンマルコ・インテグラ |
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Harley Davidson XL1200S SPORTSTER 2000年モデル ※2013年、泣く泣く手放しました。 たくさん思い出のあるバイクです。 数あるハーレーの中では小型・軽量なモデル。(それでもアホほど重かったですけどね) 音も、エンジンの鼓動も最高。アクセルをガッと開けると、蹴っ飛ばされたような加速で、それこそ野生馬のようにダッシュする様も大好きでした。 カスタムは、排気音を除いて、見た目はさりげなく純正風がモットー。(音はゴメンなさい。大爆音でした) 一番のおすすめパーツは芯のガシッとした883C用のメインステップ。 1200S のグニャグニャする中空ラバーステップからの変更を是非おすすめします。 <主な改造点> ●バーテルズ 2in1レーシングマフラー ●カワサキ・ゼファー1100純正リア・サスペンション ●ミスミ ブレーキ&クラッチレバー ●CB1300SF用 グリップラバー ●MRCクラッチ ●ジョッキー ショートブレーキペダル ●Jay Parker オリジナル・アルミ・ヒールプレート! ●キジマ ニーグリップバー ●883C用ステップバー |
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DAIHATSU SOLEX (1974) これも、手放してしまって少し後悔している一台。 ダイハツが昔々フランスから輸入して売っていたモペッド(小型エンジン付の自転車)です。 「自転車よりラクチンですよ。どうです、ダンナさん?クルマのついでに奥さんに1台買ってあげては?」と、そんなノリだったのでしょう。 元々フランスで1946年から売っていたものにダイハツが目を付け、74年に輸入開始。初年度はそこそこ売れたらしい。ただ、その直後にホンダ・ロードパルが発売。そう、あの有名な「ラッタッタ」です。もう、そりゃこんな物じゃ勝負にならないさぁ。 そんな訳で、すぐに売れなくなり、輸入停止。今や超・希少車。立派な昭和の珍車の仲間入りです。 馬力は0.4馬力。見ての通りのFF(前輪駆動)で、エンジンの真下にある鉄のローラーをタイヤに押し付けて走ります。 スピードは20km/hも出ません。そりゃ坂道も上らないさ〜。そんなときはエンジンと一緒にペダルを漕いで加勢してあげる。 逆に、下り坂は注意が必要で、(ここ大事だと思います。ソレックス持ってる人もあまり言わないけど、絶対大事。みんな、先生に注目〜!) 長い下り坂だと転がるタイヤに釣られてエンジンが逆に回され過ぎてしまいます。「さすがに下り坂だけは速いね。あはは。エンジンやかましくなってきたなぁ・・・。」なんてしていたら、過回転でエンジンが焼き付きます! そんなときは、慌てず坂の途中でエンジンとタイヤを切り離す(乗りながらで結構です)。エンジンの右側から長いシフトレバーみたいなのが生えてて、これをガチャン!と操作することでエンジンとタイヤの「接続」「切り離し」ができます。 ですので・・・では、実践。 あなたはパリの風、ダイハツ・ソレックスに乗っています。 上り坂です。エンジンの回転が落ちてきます。一緒にペダルを漕いで応援しましょう!「頑張れ!がんばれ、0.4馬力!」 ・・・坂を上りきって、そのまま向こうは下り坂、スピードも出てきました。「ビィィーーンッ!」と音が勇ましくなってきたら、右手を伸ばして「切り離し」。あとは惰性で下ります(これでエンジンはアイドリング回転に落ち着きます)。坂を下り終えて、20km/hぐらいまでスピードが落ちてきたら、再びレバーをガチャン!エンジンをタイヤに乗せてあげて、エンジン走行の再開です。 どうでしょう?ソレックス君との甘い生活、イメージできました??(ひとたび乗れば「パリの風」ですよ、あなた。パリの風! 笑) 何をしてても馬鹿バカしくて、笑ってしまう。とても楽しかったな〜。もう一度出会いたい。そんな可愛いバイク。 <主な改造点> ●修理以外で、やった作業は、車体にオイルボトルを入れるポケットを付けたぐらい?かな?(当然、旧いバイクなのでベスパ同様、混合給油の2ストローク。オイルを持ち歩かないといけません) |
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Mini Kart "Yili 50" (2004) これもなぁ・・・子供の学費捻出、ってつもりで手放したけど、できればずっと車庫に持っていたかった一台。 見ての通り、もはや話はバイクじゃないですが(笑!) 2004年頃に中国より輸入され、売られていた50ccのマイクロ・カートです。 これがビックリ、こんなフザけた乗り物が「ミニカー登録」して公道で堂々と運転できます。 スーパーカブのエンジンがすごく優秀、っていうのは、皆さん聞いたことがあると思いますが、すごく出来が良いので、中国で勝手にコピーされた海賊版エンジンっていうのも世界中に数多く出回りました。 このリアル「マリオカート」も、そんなエンジンを積んだ一台です。カブ系4速のエンジンを、クルマ用に前進3速+後進1速に作り変えています。 写真で四角い座布団のようなシートの左側に見える「黒い丸い球」がシフトノブです。これを前後に操作して運転します 最高速は40km/h以上出てましたね。サスペンションもなければ、デフ(クルマが安定してカーブを曲がるのに必要な機構)もない。 かなり危険な乗り物でした。マンホールのようなちょっとした道路の段差で死ねます。 ブレーキは、そりゃもちろん「有る」んですが、4輪のうち、右後ろの1輪にしか付いていません(写真参照)。 運転していて分かったんですが、高速からブレーキングするとかなり怖い!後ろ1輪だけを停めようとするので、車体が勝手に曲がっていく!!(分かります??左右の車輪は車軸では繋がっていますが、右後ろのタイヤに強くブレーキが掛かるので、車が右を向いてしまう) ですので、目の前にクルマがふらふらっと飛び出してきた時には「うお〜っっ!!!」と叫びながら、ブレーキ操作と同時に冷静に「逆ハン」を切る必要があります。 そんな訳で、運転もかなり危険なんですが、それより何より、腰にツラい! 車体から来る振動も凄いんですけど、それより体の負担になるのが「横G」。座布団に座っているだけなので、コーナーでは、かなり体が外に引っ張られます。 恐らく、おそらくですが、このクルマを所有していた2年間で、10年分ぐらい体を痛めてしまった(老いを進めてしまった)気がしています(笑。乗り過ぎだって!普通、こんなもの毎日乗らないから!)。 製品の出来は本当に酷く、日本で良く聞く悪口そのままの「The 中華クオリティ」です。走行中もあちこち壊れますし、教習所で習った(けど、誰もやらない)「乗車前 点検」を毎回しないと、本当に危険です。 例えば、車軸を留めているボルトが緩んで1本無くなっていたり、力の掛かる部分の大事なボルトがポッキリ折れていた、なんて当たり前の毎日でした。 一つ壊れるたびに、ホームセンターに走り、そこを一つひとつ丈夫な日本製に取り替えていく。また、走行中に壊れて事故らないように、先んじて加工する。そんな作業も楽しかったなぁ。 先ほど書きましたけど、乗り心地は超絶にリジッドで、ハンドリングもすごくダイレクト。体も神経もビリビリに張り詰めていないと簡単に事故る!そう思えました。乗っていて、すごく疲れるけど、超絶に面白かったんです。こんな物が日本の道路を走れるなんて! よくドゥカティとかベスパとかのイタリアン・バイクの造りの粗さ、大らかさ、日本車には無い運転の楽しさってハナシは聞くと思うけど、このクルマは正にそのカタマリでした。日本製だったら「不良品」、「危ない製品」とレッテルを貼られて、絶対に発売の認可が下りなかったでしょう。 簡単に誰にでも勧められる乗り物ではありません。運転もそうですし、オ−トバイの修理とかが出来ない人には、まず普通に維持できないでしょう。 でも、それだけに、いま思い出しても、危険な魅力、強烈な引力があるんです。 |